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エンジンマウントは、もちろん新品に交換。エンジン左右2箇所と、ミッションの1箇所、合計3箇所。 |
写真は、エンジンをOHする場合に新品に交換する基本的なパーツ。ロッカーシャフト・ロッカーアーム・バルブアジャスター・ピストン・タイミングチェーン・プラグ等。OHするエンジンによっては更に、パーツを必要とする場合もある。 |
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補器類は、問題があれば、予算に応じて新品・リビルト品に交換。再利用が可能な場合はそのまま使用する。 |
ガスケット類。もちろん、各部新品に交換する。 |
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ヘッドカバーを開けたところ。 |
エンジン全部のカバーを外して、タイミングチェーンを指で押してみたことろ。テンショナーが効かないほどゆるんでいる場合、ノイズの原因になる。 |
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クランクシャフト上のスプロケット、歯が摩耗している場合は、もちろん要交換。 |
ヘッドを降ろしてみたところ。
このエンジンでは、2番シリンダーの排気バルブが、汚れている。ステムガイドのシール不良だ。 |
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ヘッド及びカム・チェーンスプロケットを外したところ。エンジンを逆にしているので、一番上に見えるのが、機械式オイルポンプ。 |
バラしたヘッドを洗浄液を使って綺麗に汚れを落とす。 |
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バルブリフターとクリアランスを計りながら、タペットアジャスターを調整する。 |
完成したヘッドまわり。1分間に何千回もの作動が要求される部分だけに大半のパーツを新品に交換し信頼性を得る。 |
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カーボン&スラッジで真っ黒に汚れたピストンヘッド。かなり汚れているが、世の中の大半の車はこうなっているので心配はない。 |
ブロックからピストン&コンロッドを取り外す前に各パーツに刻印を打って、何番シリンダーのものかわかるようにしておく。 |
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ピストンを外すには、ブロックを天地逆さまにし、コンロッドを上下に分割して、下から取り出す。クランクシャフトを交換する例はめったにない。 |
このエンジンでは、クランクシャフトの2番と3番の間を押さえるスラストメタルの摩耗が激しく、1〜2mmもガタがあった。要交換パーツの1つ。 |
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シリンダーブロックをボーリングして、ピストンを組み込む。ヘッドを組み付ける前に補器類やマウントなども装着。02シリーズの場合はシャシーナンバーとエンジンナンバーは同じ番号が刻印されている。
(Auto Club 1998 JULYにも掲載されました。)
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